ノートチェックは、大切です。
教師の指示通りできてると思ったら、大間違いです。
「教師の言ったこと=子どもが聞いたこと」という公式が当てはまらない子が何人もいるものです。
だからこそ、ノートチェックが必要なのです。
「種子が芽を出すことを発芽と言います。」
という文一つでも、漢字を漢字え書いているか、漢字が合っているか、赤で書きなさいと言ったところを赤で書いているかを見ていくと、何人かはできていないものです。
そういう指示通りできてない子を見つけ出し、やり直しをさせることが、「先生の言うとおりにしなければいけない」という学習規律を学級の中に作るのです。
底なしびんの中で、ろうそくを燃やす実験にしても、火がついたのに炎が書き込まれていなかったり、空気の流れが矢印で書かれてなかったりします。
今日学んだことを書いて、ノートを私に提出する時、そういうところがきちんと書けているかを私は点検します。
真似してみれば、ノートチェックの必要性を痛感できることでしょう。
やらせたつもりではなく、やらせきることが大切なのです。(2006.5.1)