3年の理科は「じしゃくのふしぎをさぐろう」です。今日で第3時です。
最初に磁石にはN極とS極があることを教え、NとSの書き順を教え、空書きもさせました。「Sが2の形になってたら間違いだよ。」
次に、教科書の定義を何度か読ませ、ノートに写させました。太字は赤です。
じしゃくが鉄をもっとも強く引きつけるところを、きょくといいます。どんな形のじしゃくにも、NきょくとSきょくがあります。
ノートに書けた子から覚えさせ、暗唱もさせました。
自由実験の前に、黒のゴム磁石を見せ、これにもN極やS極が聞いてみると、挙手は半々でした。「どんな形の磁石にもN極・S極がある」ということを実感では分かってない証拠です。
「N極、S極や極を使って分かったこと・気がついたことを書きます。1つ目書 けたら持ってきなさい。」
1つ目で持ってこさせるのは、「Nきょく」「Sきょく」「きょく」のどれかを使っているか見るためです。NだけSだけしか書いてない子には、きょくをつけて書き直すように指示しました。
5つ目書けたら子から、1つ指定して板書させました。その後、なかなか5つは書けないので、持ってくる数を徐々に減らして板書させました。(つづく)
(2008.2.26)
N極・S極という言葉を使うのが難しいようです。何しろ初めてですから。
・丸いじしゃくをNきょくにひっつけるとSきょくにとんでていく。(山本)
→前で実演させる。→このことから丸い磁石にもN極・S極があることを確認。
・SきょくとSきょくを近づけてもくっつかない。(徳富)→全員にやらせる。
・Nきょくどうしはつかない(Sきょくどうしもつかない。)(岡部)
・ぼうじしゃくにまるいほうのじしゃくをいれてもおちない。(伊藤)
・ぼうじしゃくのNきょくとSきょくのくっつかない長さは2cm2mm。(三坂)
・モールにはNきょくやSきょくがない。(北岡)→全員やらせる。
・ゴムぼうじしゃくのはしをぼうじしゃくのNきょくにくっつけて、ひっついたらゴムぼうじしゃくのはしがSきょくで、はんたいがわがNきょくと分かる。(村岡)→「これが、N極とS極の見分け方になるんだね。」
・ぼうじしゃくにゴムぼうじしゃくを近づけるとはんぱつしたりくっついたりするから、NきょくSきょくはゴムぼうじしゃくにもある。(熱田)→反発を強調。
・クリップをぼうじしゃくのNきょくとSきょくのまん中らへんにおいてクリップがどっちかのきょくの方に多くよっていったらそっちの方に行く。(木村)
どの意見も学びになるものばかりです。じっくり扱うには、授業の残り時間が少なかったです。でも自由試行の時間も必要なので、兼ね合いが難しいですね。
(2008.2.27)