車間確認の看板

 金沢にいる母が大阪へ引っ越すので、トラックの助手席で、金沢と大阪を往復しました。
 約4時間で、金沢まで行けました。
 運転手さんは、そんなにおしゃべりをする人ではなかったので、静かな時間がずっと流れていました。
 トラックの運転席というのは、普通の車より高くて、気分がいいです。
 それに、バスや電車と違って、前方180度が見渡すことができるのは、最高でした。
 ところで、高速を走っていると、車間距離確認の看板が立ってます。
 0m→50m→100mと看板が続けて立っているのです。
 車も速いスピードで走ってると、距離感が狂ってくるということでしょうね。
 教師もまた、自分のクラスだけ担任してると、自分の教師としての技量を見損なうことがありそうです。
 研究授業というのは、他の教師に自分のやり方を見てもらえる願ってもない機会です。高速でいう車間確認の看板と同じです。
 車間確認の0mの看板の200m前に「200m前に車間確認の看板あり」というような事が書いてます。ということはその時点から、200mを確認できるのです。

(1999.9.12)