さあ開けよう

 書くことが思いつかなくて困ったときは、中谷彰宏さんの本を読むに限ります。
 図書館で、『頑張りすぎないほうが成功する』(ダイヤモンド社)と『大人の遊び人になろう』(PHP)の2冊を借りてきました。

 成功は、ジャムのふた。最初は固いけど、2度目からは楽ちん。

『頑張りすぎない…』の最初のページにあった言葉です。
 この例え方が、とてもステキで、なんだか自分の頭が刺激される気がします。
 教育実践というのは、自分から新しいことを開発しようと思うと、大変。
 でも、すぐれた授業の追試なら、誰でも楽ちんに出来てしまいます。
 それは、一度あけてもらったジャムのふたを開けさせてもらうようなものです。
 ただ、ゆるいふたをいつも開けていると、自分の力は弱くなっていくかもしれません。
 2001年、教育が大きく変わっていきます。
 固い、ジャムのふたをおまえも開けてみろ、と言われてるのかもしれません。
 今、書いてて気づいたのですが、「開ける」と「開発」は、同じ「開」の字を使っているのですね。

(1999.9.25)