1985年8月12日の日航ジャンボ機墜落の事故を元に、明日、授業をする予定です。森竹先生のプランとは、違う展開を今、考えています。
1河口さんの遺書を見せる。
2この字を見て、気がついたこと・分かったこと・思ったことを書きなさい。
3この字は、何才の人が書いたものでしょうか。(51歳の男性)
4この字は、1985年8月12日、ある乗り物の中で書かれました。どんな乗り物でしょうか。(墜落中の飛行機)
5遺書全文(ワープロ打ち)を配り、読む。
6遺書を読んだ感想を書きなさい。
7墜落中の様子が書かれた新聞を配り、読む。
8河口さんの生き方をあなたはどう思いますか。
森竹先生は、「命の値段」を最初にやってから、河口さんの遺書の授業をしています。でも、それは、核が2つある授業になってしまうような気がします。
河口さんの遺書を中心に授業をシンプルに組み立て、30分ぐらいの授業にした方がいいように思うのです。
(2001.9.10)
河合さんの遺書の授業をしました。
板書をする時、□を2こ書きました。
『今日の授業の題名は、漢字2文字です。』
すでに、河合さんの手書き文字のコピーは配っていました。
「手紙」と「障害」2つの予想が出ました。
「障害」が出てくるのは、一学期の授業の影響でしょう。
気がついたことを書かせるのに、5分とりました。
『5個で5年生。8個で6年生。10個で中学生レベルです。』
5分後、数を聞いた後、指名なし発表。1人2回以上。
次々と途切れることなく発表した後、
『今、1回以上発表した人、赤でAと書きなさい。2回以上発表した人はダブルAと書きましょう。』
『発表しようと思ったけど発表できてない人は、Bと書きなさい。』
まだの人を立たせて発表させ、2回発表してない子にも発表させました。
その後、歳を聞き、乗り物を聞き、次に遺書全文を配り、事故のことを語り、感想を書かせ、授業を終えました。
発言する学級なら、これだけで立派に(?)授業が成立するのです。
(2001.9.11)