試験管のラベル

 6年生の理科に、水溶液で金属をとかす実験があります。
 使う水溶液は、うすい塩酸(3N)・食塩水・うすい水酸化ナトリウム水溶液(3N)。とかす金属は、アルミニウムと鉄です。ちなみに、3Nというのは、水3に対して、1入れるということです。さて、1班につき、試験管は、6本いります。それぞれの試験管に、何を入れているか、わかるようにしないといけません。
 色ビニールテープを使いました。

赤‥うすい塩酸  白・・・食塩水  青‥・うすい水酸化ナトリウム水溶液

 色には意味があります。塩酸は、酸性で、リトマス紙を青から赤に変えます。水酸化ナトリウムは、その逆で、リトマス紙を赤から青に変えます。
 今の時点では教えていないことだけど、あとで混乱して覚えないためにも今から、赤は塩酸、青は水酸化ナトリウムという意識付けをするのです。
 赤・白・青2本ずつの試験管に、ビニールテープに1本ずつ「アルミ」と書いておきました。書いてない方が、「鉄」ということになるのです。

(2004.9.13)