5年の理科。「てんびんとてこ」の授業です。
「重さがちがうおもりで左右をつり合わせることができるか」という問題を実験を通して、考えさせました。
最初に、班の中で、1番から4番まで、順番を決めさせました。
「1番の人、起立。おもり2つと1つで、つり合わせます。」
「できたら、絵や文でノートの書きなさい。」
すぐにも、「できた」という声がとんできます。
すべての班ができたら、次に2番を立たせます。
「今度は、おもり3つと1つで、つり合わせます。」
3番の子には、3つと2つ。4番の子には5つと1つで、つり合わせました。
おもりは、1つずつ増やすように、各班にわたしていきました。
たいていの子は、絵で、実験結果を書いています。
おもりが多い方が支点に近く、おもりが少ないほうが支点から離れているように書けていたら、よく観察している証拠です。
支点からのおもりまでの長さを測っている子もいました。
最終的に、「おもりの重い方を支点に近づけ、おもりの軽い方を支点からはなす」というきまりを見つけることができました。
(2004.9.17)