アルミや鉄を溶かす実験

 アルミや鉄を塩酸や水酸化ナトリウム水溶液で溶かす実験です。
 よく書けてる結果を紹介します。次回の時の例に使えます。

①うすい塩酸
アルミ ・すごいゆっくりあわが出ながらとけてた。うき上がったりしずんだりしていた。(つぶが大きい泡)
     時間はかかったけどだんだんくろくなっていた。
    ・じょじょにこまかいあわがでてきた。くろくなった。
    ・とけたけどあまりはげしくとけてはいない。
鉄   ・あわがアルミよりは多く出てとけてた。(細かい泡)
    ・くぎの下からあわが上にくる。
    ・プクプクと下から上にゆっくりとあわが出た(とけた)。
アルミと鉄 ・鉄は液をいれるとすぐにあわがたったが、アルミはゆっくりとあわがたった。
       その後、アルミは、かっぱつにあわがたって黒くにごってきたが、鉄はだんだんあわがたちにくくなった。
       アルミの方は、あわがたつにつれて、温度があがってきた。
②食塩水
アルミ ・まったくかわらなかった。とけない。
    ・ぴくりともうごかん。
    ・とけてない。なにも変化がない。
鉄   ・まったくかわらなかった。とけない。
    ・ぴくりともうごかん。
    ・とけてない。なにも変化がない。
③うすい水酸化ナトリウム水溶液
アルミ ・めっちゃ泡が出て真っ黒になっていって、においをかいだら鼻がつーんてした。しけんかんが温かくなってた。
    ・あわがでてきて、しろくなって、まくがはって、くろくなって、けむりがでてきて、まくがだんだんあがってきた。
    ・とけた。下の方はくろくて上はあわ。
鉄   ・ぜんぜんとけなかった。
    ・ぴくりともうごかん。でもさびてきてる。
    ・鉄はとけなかって、なにも変化しない。

 こういう詳しく書けた結果を見ると、「とけた」だけしか結果を書かせていなかった昔は、実験をしていないのと等しいことになりますね。

(2004.9.22)