理科の授業は、来週からです。
今日は、5年の授業づくりをしていました。
単元は「天気の変化」です。
啓林館(平成17年度版)に、次のような記述があります。
雲のようすと天気
空全体の広さを10として、雲が空をおおっている広さが0~8のときを晴れ、9~10のときをくもりとする。
この記述を子どもに読ませる前に、次のような授業展開をすれば、驚きをもって、雲量の決め方を知ることができそうです。
① 雲量2の空の画像を見せる。(雲量はまだ言わない。)
「この空は、晴れです。」
② 雲量10の空の画像を見せる。
「この空は、くもりです。」
③ 雲量4の空の画像を見せる。
「この空は、晴れですか、くもりですか。」
(晴れの予想が多いだろう。「正解は「晴れ」です。」)
④ 雲量6の空の画像を見せる。
「この空は、晴れですか、くもりですか。」
(くもりの予想が多いだろう。「正解は「晴れ」です。」)
⑤ 雲量8の空の画像を見せる。
「この空は、晴れですか、くもりですか。」
(くもりの予想が多いだろう。「正解は「晴れ」です。」)
⑥ 教科書の文を読む、読ませる。
⑦ ①~⑤の雲量をそれぞれ教える。
⑧ 雲量0を紹介する。
「雲量0と雲量1を快晴ともいいます。」
⑨ ノートに「雲量と天気」についてまとめて書かせる。
雲量 0~1 2~8 9~10
天気 快晴 晴れ くもり
雲量の画像は、http://www.ebayama.jp/q-a/unryou/unryou.htmにあります。(Googleのイメージ検索で発見。キーワードは「雲量」。)
雲量の画像をどの順で見せると効果的なのかを考えました。
(2005.9.2)