池田操『「昆虫」もの識り大百科』(明治図書1991.5)より、授業で使えそうな問題をピックアップしてみます。
①昆虫の種類と動物の種類ではどちらが多いか。(動物6万、植物30万、昆虫80万)
②大昔から今もいる昆虫は何。(ゴキブリ3億年前、日本20種、世界2000種)
③海にすむ昆虫は何種類?(2種、ウミアメンボ、ヒメウミユスリカ)
ここまで書いてから、海にすむ昆虫であるウミアメンボとヒメウミユスリカの画像をインターネットで探してみました。
授業の流れとしては、この前教えた昆虫の定義を確認した後、いろいろな昆虫を紹介し、その後、第1問を出しました。
動物というのは、熊もヘビも魚も入るということも言っておきました。(熊といっても、月の輪熊や北極熊がいることもおさえました。)
クイズの本では、昆虫と植物でどちらの種類が多いかを問うてますが、昆虫と動物を比べた方が、子どもにはイメージしやすいと考えました。
予想は、昆虫多い派が10人、動物多い派が21人でした。
「昆虫は動物についていることが多い。」というのが昆虫派から出ました。
「昆虫以外の虫がいるから昆虫だけではそんなに多くない。」は動物派です。
この後、問3がくるので、海に住む昆虫を多く予想するのでした。
(2007.9.25)