防火対策の授業

 今日は、社会で防火の学習をしました。
 最初に見せたのが、昨年の災害概況です。

 火災の件数と損害額は、それぞれ隠しておきました。
 東住吉区の方を簡単に予想させ、それから大阪市の火災件数をノートに書かせました。東住吉区の火災件数からある程度の類推をすることを要求したのです。大阪市として区が24区あるのですから、単純に66×24=1584と、大体の近い数字を予想できるのですから。
 全員に予想を発表させた後、「あきらかにおかしい予想がありました。誰のか分かりますか。」こうして、聞く力もつけていくのです。
 次に、大阪市で消防署に働いている人数を予想させました。

 子どもは少なめに予想していました。火災件数が意外と少なかったからでしょう。
 できれば、人数の少ないことにびっくりしてほしかったのですが。
 次に、東住吉消防署と3つの出張所を紹介。120人が働いています。
 次に、建物火災のほとんど(73%)が住宅火災であることを円グラフで見せました。
 火災の原因は、1位が放火、2位がたばこ、3位が天ぷら油です。
「自分の家で、火事を起こさないためにどんなことをしたらいいですか。」
 3分間で箇条書きさせた後に、発表。
 いろんな防火方法を紹介しながら、特に放火されないような防火対策について、詳しく紹介していきました。
 何事も火事が起こってからでは遅いからです。

(2008.9.16)