チョウの写真からの気付き

 3年理科「チョウをそだてよう」の導入です。
 最初、虫めがねの使い方を教えました。立って、3分間、教室の中を、虫眼鏡で自由に見させました。
 虫眼鏡で遠くを見ると逆さまに見えること、近くを見ると大きくできること、太陽の光を見ると目の網膜が焼けて失明してしまうかもしれないこと、などを教科書を読ませながら、虫眼鏡を使わせながら教えました。
 その次に、「チョウをそだてよう」の見開き2ページを見て、気が付いたこと・分かったこと・思ったこと・不思議に思ったことをノートに書かせました。

・よう虫はとうめい(小石)
・アゲハのはねがふでにぬられてるようにみえました。(小田川)
・あしが4ほんある。(山田)
・アゲハチョウは、いろんないろが、まざっているんだなぁと思いました。(北岡)
・たまごがほそかった(船こし)
・むしめがねでみると、チョウチョのあしは10ぽんある。(遠藤)
・モンシロチョウのたまごがトウモロコシみたい(小川)
・モンシロチョウのはねに一つだけくろいまるがあったのがわかった(三さか)
・しょ角は長い。(高戸)
・チョウはなんで花のみつすうかがわからん(山下)
・葉にあながある(かげ山)
・もようがこまかい(ふじ田)
・モンシロチョウがキャベツをたべていました。(光田)
・チョウの赤ちゃんは葉っぱを食べておいしいのかなあと思いました。(あつ田)
・たまごが黄色い(北村)
・チョウのようちゅうはけむしみたい(山本)
・チョウには色いろなしゅるいのチョウがいる(おかべ)
・目が緑色。(浅井)
・たまごがとがっている(おくま)

 足が4本と10本、どっちかな、ということも問いかけました。教科書の写真を見ると、4本にも見えます。
 さらに、この後、教科書を片づけさせ、何も見ないで、チョウの絵を描かせました。今まで、気付きを書くために、チョウの写真をずっと見てたのに、いざ見ないで描くとなると、正しく描けないのです。(写真を見せながら描かせても、正しくそっくりには描けないかもしれませんが。)
 絵の描けた子から、板書させていきました。
 この後、絵の検討にいけたらよかったのですが、チャイムで時間切れ。
 実際はどうなのかは、本当のチョウを観察させながらしたいものです。

(2007.5.5)