「水溶液の性質」で一番危険なのは、右の実験です。
アルミや鉄をとかした水溶液を蒸発皿に入れて加熱します。火が強すぎると、液が飛び散る可能性もあります。
だからといって、ガスコンロを1の目盛りで加熱すると、いつまでたっても蒸発しません。(時間がかかりすぎます。)
「最初の目盛りは2にします。泡が出てきたら目盛りを1と2の間ぐらいにします。
液がなくなりかけたら1にして、完全になくなるときは火を消します。」
ややこしい説明ですが、予備実験をしてみて、この流れが安全かつ、時間的にも早めに蒸発させることができます。
もう一つ気をつけるべきことは、蒸発皿に入れる液を少なめにすることです。
試験管には、4分1ぐらいの液が入っていて、そのまた4分1ぐらいを使うぐらいがちょうどいいです。
多く入れると、蒸発に時間がかかりすぎるのです。
(2014.9.11)