5年理科「雲と天気の変化」で次のことを教えました。
雲が西から東へ動くと、天気も西から東へ変化していく。
このごとを実感させるために、気象衛星ひまわりによる2時間ごとの雲の画像を見せ、気付きを書かせて、列指名で発表させていきました。
「なぜ、雲は西から東へ動くのか。」
「風が西から東へ動くから。」
「なぜ、風は西から東へ吹くのか。」
「地球が回ってるから?」
みたいな問答をしました。
上空の空気は、暖かい方から冷たい方へ流れます。(地上は逆。)
地球上では、赤道近くで暖められた空気が、北極や南極に流れていきます。
赤道から北極に向けて流れる空気は、地球の自転による影響から、西から東へ流されるのです。
これを「コリオリの力」といいます。
赤道付近の自転速度と、北極付近の自転速度の違いは、地球が球形であることから生じているのです。
西から東へ雲が動くことだけ、覚えられたらいいのですが。
(2014.9.12)