石川裕美先生の「低学年の向山型算数」の模擬授業は、フラッシュカードの見せ方が、とっても勉強になりました。
①「1つ大きい数」(見せた数字のカードより一つ大きい数字を言う。)
②「1つ小さい数」(ジャンケンで負けるのを出すのに似てます。)
③「2つ上の数」(3のカードなら、「4,5」と言うのです。)
④「記憶力カード」(前に見せた数を言います。)
⑤「かくれんぼカード」(一部分だけ見えたのを当てて言います。)
⑥「じわじわカード」(じわじわ出てきます。)
⑦「一瞬カード」(パッという感じで見えたのを言います。)
⑧「ひらひらカード」(カードがひらひらしています。)
要は、変化のあるくり返しです。
フラッシュカードに数字が1~9まで書かれてるだけのでも、これだけの見せ方ができるわけです。
別に、「イナズマカード」と言って、イナズマの落ちる形にカードを動かしてもいいのです。ぜひ、追試してみたい。
(2001.8.10)