神田昌典氏の新しい本が出ました。
『非常識な成功法則~お金と自由をもたらす8つの習慣~』(フォレスト出版)
読み終えてみると、それほど非常識ではありませんでした。
「目標を紙に書く」というのは、今まで読んだ成功哲学の本によく出てきていました。
ただ、いきなりやりたいことが書くのではなくて、「やりたくないことを書く」ことで、やりたいことを明確にする、というのは新鮮な方法でした。
神田氏の書く通りにすれば、誰でも成功することができるのでは、と思わせるだけの説得力はあります。
とりあえず、神田氏のあげた8つの習慣を紹介します。
第1の習慣 やりたくないことを見つける
第2の習慣 自分にかける催眠術
第3の習慣 自分に都合のいい肩書きを持つ
第4の習慣 非常識的情報獲得術
第5の習慣 殿様バッタのセールス
第6の習慣 お金を溺愛する
第7の習慣 決断は、思い切らない
第8の習慣 成功のダークサイドを知る
教師の仕事に役立てようとするなら、第1~第4の習慣まででいいです。
しかし、神田氏は、収入源を複数持っていることの大切さを主張しています。
教師という仕事だけで収入を得ていると、教師の仕事を辞めざるをえなくなった時、収入がなくなってしまいます。
私の場合、特に臨時講師ですから、収入に対する不安はあります。
それゆえ、わずかでもいいから、収入が入ってくる別の流れを持っていたいように思うのです。
ただ、教師にしても講師にしても、公務員であるから、他の仕事につくわけにもいきません。また、そういう時間を捻出する余裕もないでしょう。
そうすると、一度少しがんばれば、あとはちょっとの労力で、勝手にお金が入ってくるシステムを作ればいいわけです。
神田氏は、そういう面に関しても、いろいろなことを教えてくれます。
一度、神田氏のホームページを見られることをお勧めします。
http://www.1almac.com/
(2002.8.25)