粗食少食の遺伝子

 予約していた本が届きました。石原結實『朝食を抜くと病気にならない』(幻冬舎2004.1.15)です。原田さん、お勧めの本です。
 原田さんの話を聞いてから、私も朝食を抜くようにしています。1ヶ月以上続けていますが、それで困ったことは一つもありません。
 この本の中には、朝食を抜く理由や効果がたくさん書かれています。でも、次の内容が、私には一番腑に落ちたのでした。

 人類300万年の歴史は、飢餓との闘いであった。氷河期、干ばつ、洪水、山火事、地震等の天変地異が発生した時はなおさらだが、平常時でも、人類初期の採集狩猟経済時代は、豊富な食料など滅多に得ることはできず、「粗食少食」の時代を過ごした。つまり、いつも栄養失調の中で生きてきたのである。(P.12)

  ポイントは、人類300万年、というところです。これだけ長い時を粗食少食の中で生きてきた、ということは、人間の遺伝子は、粗食少食に合わせて作られている、ということです。
 それゆえ、朝食を抜く、というのは、理にかなっているのです。

(2004.8.26)