パソコンとプロジェクターを使って授業をしました。
新任が真似しにくいので今まで使わなかったのです。でも、5年社会の沖縄や、3年理科のチョウなどの学習は、実物がない分、それを補うものが必要になりました。ちょうど、新型のプロジェクターを買ったこともあって、パソコンを使った授業をすることにしたのです。
【5年社会「あたたかい地方のくらし~沖縄県~」】
沖縄県が載っている地図帳のページから地名探しをしました。
「那覇→恩納→ヤンバルクイナ→イリオモテヤマネコ→普天間→種子島→魚釣島」 恩納浜・ヤンバルクイナ・普天間飛行場は、写真をプロジェクターで見せました。ホームページの沖縄子どもランドや、教科書・資料集からスキャナしたものです。(小さな写真も拡大してみせると、食いつきがいいです。)
次に、沖縄について知ってることを3つ以上書かせました。
・昔はアメリカ ・冬でもあたたかい
・シーサーがある。 ・ゴーヤがある
・あせをかく ・海がきれいで魚が多い。
・一年中暑い。 ・シーサーがある。
・秋でもあたたかい。 ・サメがいる!!
・沖縄は雨がふりにくい ・夏の温度がすごい!!
・一年じゅうはんそで ・雪がふらない
・台風が多い ・冬でもあたたかく寒くない
・海がきれい
黒板に書かなかった子に1つずつ発表させてから、黒板のを本人に読ませていき、私がコメントしたり、問題を出したりしました。
沖縄が昔、アメリカに占領されてたことは簡単に話しました。
冬でもあたたかいことから、「コタツが必要かどうか」を選ばせました。
「いつも暑いから、温度が下がると、より寒く感じる。」というような理由で、コタツが必要、と言えた子がいたのには、驚きました。(正解は必要。)
「雨がふりにくいか、よく降るか」も選ばせました。教科書の降水量のグラフも見させました。でも、これだけでは、多いかどうか分かりません。
「どうしたらいいの。」「比べたらいい。」
ということで、旭川の降水量と比べると、沖縄は雨が多いことが分かったのです。
「雪が今まで降ったことがあるかどうか(記録上で)」も問いました。これも、半々に手が挙がります。正解は、降ったことないです。
雪が積もるような高い山もない沖縄では、川も少なく、いつも水不足で困っている、という話をしました。
ノートを書かせる手立ても考えないといけません。
(2007.5.15)