「家事を助ける機械」について授業を考えてみました。
『「家事」とは何ですか。』
「家の仕事です。」
『家庭生活に必要な仕事です。』
『どんな家事がありますか。ノートに書きなさい。』(拡散的発問)
・料理 ・洗濯 ・掃除 ・風呂洗い 他
『この中で、これはやらなくてもいいというものはありますか。』(集中的発問)
発表。理由も言わせる。
『どの家事も家庭生活に欠かすことのできない仕事なのです。』
『これは何ですか。(食器洗い器の写真を見せる。』
「食器洗い器です。」
『人間は家事を助ける機械を作ってきました。家事を助ける機械をノートに書き なさい。』(拡散的発問)
・冷蔵庫 ・食器洗い器 ・洗濯機 ・掃除機 ・布団乾燥機 他
『この中で、これはなくてもいいというものはありますか。』(集中的発問)
発表。理由も言わせる。
拡散的発問と集中的発問を交互にくり返すだけで授業らしくなります。
(2005.8.16)
川で洗濯をしている写真を提示しています。
『この人は、川で何をしているのですか。』
「洗濯。」
『イスラム教という宗教を信じている国の女性たちに、電気洗濯機を買ってあげ ようとしたところ、女性たちから大反対を受けました。反対の理由を予想して ノートに書きなさい。』
・電気代がかかるから。
・洗濯機がとても高価だから。
・機械が怖かったから。 他
『イスラムの国の女性にとって、川で洗濯するのが、ただひとつのおしゃべりで きる場だったのです。川での洗濯以外には、家族以外の人としゃべる機会がな かったのです。』
『洗濯機と同じように、家事を助ける機械ができたことで、どんな楽しみがなく なってしまったのかを予想して書いてみましょう。』
・冷蔵庫…毎日買い物に行く楽しみがなくなった。
・電子レンジ…料理を作る楽しみがなくなった。
『今日学んだことを書きましょう。』 (もう少し深みがほしいなぁ。)
(2005.8.17)