1998年9月登場。 「BEMANI」シリーズ第3弾。通称「ダンレボ」または「DDR」。 収録曲の大半は、東芝EMIのダンスコンピレーションアルバム「ダンスマニア」から採用。 先行量産型という位置付けであるため、未実装のオプションやモードがある。通称「ver.1.0」。 収録曲は全9曲。
1998年11月に改良型となる「インターネットランキングバージョン」が登場。
・「インターネットランキング(IR)」に対応。
「足」を中心に全身を使うプレイはパフォーマンス性が高く、各地のゲームセンターで大会が開かれ、 代表曲…「butterfly」-smile. dk-(Dancemania 10) |
1999年1月登場。 大人気となった「ダンスダンスレボリューション」の改良型。収録曲が33曲に倍増。
譜面変更用の隠しコマンド追加。
1999年4月、改良型として「LINK VERSION」が登場。
代表曲…「BRILLANT 2U」-NAOKI-(Konami original) |
1999年4月、「2ndMIX」の改良型、「LINK VERSION」の派生系として同時期に登場。 この筐体に別売の「クラブバージョンキット」を組み合わせて使用すると、 当時デビュー間も無い「ビートマニアII DX」とのリンクプレイが可能になる。 片方はDJ、もう片方はダンサーという、当時の多くのプレイヤー達が望んでいたプレイスタイルが実現。 ・「ビートマニアII DX」専用曲が13曲、「DDR」側に追加される。 (曲の選択権は「ビートマニアII DX」側のみ。難易度変更は不可。) ・グルーヴゲージが独立しているため、どちらかがゲームオーバーになっても先のステージへ進める。
1999年7月、「CLUB VERSION 2」が登場。
稼動は長くなかったが、異種筐体によるリンクプレイという全く新しいスタイルは、
代表曲…「Dr. LOVE」-baby weapon feat.Asuka.M-(Konami original) |
1999年10月末登場。 前作「2ndMIX」に新曲を追加、全72曲。 コマンド入力で「2ndMIX」にも切り替え可能。 一部の筐体は、前面に「プレイステーション」用メモリーカードスロットが有り、データリンクが可能。 業務用でのプレイ結果を、家庭用「2ndReMIX」に反映させると様々な効果が得られる。
・前作の高難易度モード「MANIAC」が、「STEP STEP REVOLUTION(SSR)」として独立。 代表曲…「DAM DARIRAM」-JOGA-(Dancemania X3) |
2000年6月登場。 「3ndMIX」のマイナーバージョン。「ダンスマニア」や、家庭用「2ndReMIX」収録曲以外に、 韓国でブームになっていたダンスミュージックを収録。全88曲。
・前作の「SSR」モードは廃止。「MANIAC」モードに統一。 代表曲…「TELL ME TELL ME」-S#ARP-(KOREAN DANCE MUSIC) |
実機について | 2000年8月登場。 シリーズ初の「通常型」「SOLO」筐体のダブルタイトルとなった。 収録曲も前回に続いて「ダンスマニア」の他、「SOLOシリーズ」「beatmaniaIIDX」等からの曲も追加されている。 曲セレクト画面も前回まではCDとバナーが表示されていたが、今回からは「SOLOシリーズ」同様、曲タイトルのバナーのみ表示される。 「SOLO」筐体の場合、フットパネルの種類を4枚・6枚から選択する。(3枚モードは廃止) 「プレイステーション」のメモリカードとのリンクシステムも健在で、 前回「3rdMIX」で好評だった「アローエディットモード」も搭載。 数は非常に少ないが、このゲームのためにメモリカードに対応した「SOLO」筐体も存在する。
・前作の2人協力モード「UNISON」を対戦用に改良した、「BATTLE(バトル)」モードを搭載。 代表曲…「ORION.78(AMeuro-MIX)」-RE-VENGE-(DanceDanceRevolution 4thMIX) |
戯言 |
これは「SOLO 2000」の話の続きになるんですが、 我々にとっての「DDR」のピークが過ぎた頃に、このゲームが出てしまった事と、 「SOLO 2000」に入っていたお気に入り曲の1つ、「LOVE MACHINE」が収録されていなかった事が このゲームにあまり熱を入れなかった理由かも… ただ、全くプレイしなかったワケでもなく、兄や姪によると「システムが直感的に判りづらい」との事でした。 |
2000年12月末登場。 前作「4thMIX」に、新曲14曲を追加。隠しコマンド入力無しで全150曲が選択可能になった。 なお、この作品が「SOLO」筐体の最終作である。 代表曲…「Lupin the 3rd '78」-VENTURA-(Dancemania presents J☆PARADISE) |
2001年3月登場。 前作「4thMIX PLUS」の稼動中、「Dance Dance Revolution 5thMIX アーティストオーディション2001」の一般募集が大々的に行われた。 その結果、DDRシリーズのサウンドコンポーザー「NAOKI(前田尚紀)」氏のプロデュースによって、一般女性4人組のユニットが結成。 『Be For U』として今作から活動を開始した。 このイベントと同時に「楽曲募集」も行われ、「PARANOiA ETERNAL」(編曲・STM 200)が採用された。
・インターネットランキングのルール変更に伴い、「NONSTOP」モード廃止。 代表曲…「DIVE」-Be For U-(Konami original) |
2001年10月登場。 今作品から旧曲は削除され、全て新曲。 タイトルも改められ、シリーズの通しナンバー「6thMIX」がサブタイトルのような扱いになっている。 難易度の名称も、「楽-LIGHT-(初心者向)」「踊-STANDARD-(中級者)」「激-HEAVY-(上級者)」に変更。 曲選択時の難易度表示がこれまでの「足マークの色と数」ではなく、「グルーヴレーダー」と呼ぶ表示方式に変更された。 全体密度(STREAM)・変則度(CHAOS)・踏みっぱ度(FREEZE)・ジャンプ度(AIR)・最大密度(VOLTAGE)の5要素で 5角形を構成して、その形からプレイする曲の総合的難易度を判断する。
・新ギミック「フリーズアロー」初登場。踏んでから矢印が完全に消え去るまで、そのまま踏まなければならない。
代表曲…「MAX 300」-Ω-(Konami original) |
2002年3月登場。 前作「DDR MAX」 稼働中に行われた、これまでのDDRシリーズ等に登場したコナミオリジナル人気曲投票の結果、 前作では削除されてしまった多数のコナミオリジナル曲が再登板となった。
・お馴染みの難易度表示「足マーク」が復活。前作の「グルーヴレーダー」も併用。 代表曲…「D2R」-NAOKI-(Konami original) |
2002年12月登場。 システムは「MAX2」を引き継いでいるが、タイトルからシリーズナンバーが外され、新タイトルとなった。 タイトルロゴも初代「DDR」を彷彿とさせるデザインとなった。 この時点で「シリーズ最終作」という位置付けであったためか、前作から続く人気曲投票も幅を広げ、 「キーボードマニア」「マンボアゴーゴー」等の様々な「BEMANI」シリーズから採用。 これまでのシリーズで削除されていた「ダンスマニア」の旧曲、さらに「DDR 2ndMIX-CLUB VERSION-」の曲も 出来るだけ復活させる等、まさにファン待望の一作となった。
・「楽-LIGHT-」を下回る難易度として「習-BEGINNER-」が登場。
そして日本国内では、この作品を最後に約3年半にも及ぶ「暗黒の時代」へ突入する。 代表曲…「Dance Dance Revolution」-DDR ALL STARS-(Konami original) |
欧米で社会問題となっている「メタボリック症候群」の解消には、楽しく飽きずに長く続けられるフィットネスマシーンとして、 「ダンスダンスレボリューション」が非常に効果的であるとして学校等にも設置が奨励されたが、 欧州では「DancingStage EuroMIX2(2002年8月)」登場以降、業務用新作の開発は停止。 しかし、家庭用「DDR」シリーズは独自展開で発売された。 国内でも「EXTREME」が実質的な最終作となっていたが、海外と同じく家庭用での独自展開が引き続き行われていた。 しかし、日本国内のみならず、世界中の「DDR」ファンからの業務用新作を望む声が鳴り止まなかった。
そして2006年7月、「EXTREME」稼動から約3年半の沈黙を破って奇跡の復活を遂げた。
・シリーズ初となる、全世界統一ルールによる「グローバルインターネットランキング」対応。 代表曲…「Brilliant R・E・D」-NAOKI feat. Tahirih Walker-(Konami original) |
2007年8月登場。 前回からの収録曲を含めて、約350曲収録。 欧米でのフィットネスブームにあやかって、「ダンシングステージ-featuring. Disney's RAVE-」に搭載されていた、 「カロリー計測機能」を搭載。「e-AMUSEMENT」によるプレイ成果の記録も可能。 代表曲…「volcano」-Yasuhiro Abe-(Konami original) |