からくにだけ(宮崎・鹿児島)
えびの高原から韓国岳を望む
(2008・4・27)


2度目の韓国岳登山でした。



2002年にツァーで登った韓国岳へ、再び登ることにした。

えびの高原のビジターセンターに車を停めた。
ここから見る霧島山は涅槃に見えるとツァーで教わったことを思い出して、ゆっくり眺めてから出発した。

登り始めて気付いたことは、硫黄山の周辺の噴気がまったく見られないこと。
えびの高原といえば硫黄の臭いと噴気がシンボルだったのに、なぜか淋しい。
丸太で整備された登山道 火口壁の先端にある韓国岳山頂(中央)
にぎわう韓国岳山頂 新燃岳の向こうに高千穂峰が見える
潅木帯の中の岩のゴロゴロした道を登って五合目に出ると視界がひらけた。
えびの高原は眼下に広がり、桜島は頭だけ出していたし、
今夜の宿がある栗野岳方面もわかった。

溶岩がゴロゴロした急坂を行くと、左手には巨大な火口跡が見下ろせるようになった。
火口壁の向こうに頂上が見えた。もうすぐだ!

そして溶岩礫の上の韓国岳(1700m)に着いた。
目の前には大浪池、左前方に新燃岳、そのむこうには昨年登った高千穂峰が見えている。
頂上からの展望は、ツァーの時にもよく見えていたはずだがよく覚えていない。
結局ツァーで登った山すべて、あらためて登りなおしている。なぜかそのほうが心に残る。
春霞で遠くは見えないが、霧島山の姿を堪能して下山した。

下山後は栗野岳温泉に向かった。
今夜の宿は<南洲館>下野した西郷隆盛が泊まっていた宿で、秘湯の宿であり、湯治でも人気の宿だった。
韓国岳山頂に立つ 韓国岳は胸に手を置いた涅槃に見える
えびの高原(9:20)→五合目(10:15)→(10:55)韓国岳(11:30)→えびの高原(13:10)


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