『プレジデント2010.9』に、「読書感想文ミラクルシートをご提案」という記事がありました。(この雑誌、iPadで読みました。)
Z会の教室・東大マスターコースを担当している高畠尚弘氏の提案です。
①主張 ②理由 ③具体例 ④自分の話 ⑤結論
今年度の高学年の課題図書、岩崎京子『建具職人の千太郎』(くもん出版)を上記の提案で書くと次のような構成になります。
①主張 千太郎は尊敬できる人だ。
②理由 不器用だけど、まじめにがんばり、周りの人にみとめられている。
③具体例 亀吉にいいえいきょうをあたえた。
④自分の話 千太郎にそっくりの友だちを心から尊敬している。
③具体例 落としたミカンをひろうために冷たい海にざぶざぶ入った。
④自分の話 お父さんはいざというときに力になってくれる。
⑤結論 千太郎を目標にしたい。
最初に述べた主張は、結論でぶれてはいけないそうです。
途中、できれば反証を入れるといいそうです。あえてマイナス面を語り、「それでも~」と展開するわけです。
やはり自分の話(体験)を入れることが一つのポイントになりそうですね。
(2010.8.18)