「マイナスとマイナスをかけると、なぜプラスになるか」
中学1年生の数学ですが、なぜそうなるか説明できますか。
これも『プレジデント2010.9』に載っていました。駿台予備学校の森茂樹氏の教え方は、以下のような方法です。実に分かりやすいです。
3×3=9 (-3)×3=-9
3×2=6 (-3)×2=-6
3×1=3 (-3)×1=-3
3×0=0 (-3)×0= 0
3×(-1)=-3 (-3)×(-1)=3
3×(-2)=-6 (-3)×(-2)=6
3×(-3)=-9 (-3)×(-3)=9
かけられる数を正の数で固定して、 かけられる数を負の数で固定すると、
かける数を1ずつ減らしていくと、 今度は答えが3ずつ大きくなっていく。答えは3ずつ小さくなっていく。
小学2年でならったかけ算での仕組みが、そのままマイナスでも通用するわけです。これまでの学んだことの積み重ねが、次の新しい学習に活かされているところがすばらしいと思いました。
(2010.8.20)