読んで、自分の考えを

 光村国語四年上の「読んで、自分の考えをまとめよう」では、「大きな力を出す」と「動いて、考えて、また動く」の2つの説明文を学習します。

【第1次第1時(1/9)】
①3年生までに習った説明文での学びを発表しましょう。
②説明文のきまりを復習しましょう。
③すらすら音読できるように練習しましょう。
④①~⑤段落をはじめ・中・終わりに分けましょう。
【第1次第2時(2/9)】
①題名を問いの文にしてみましょう。
②題名で作った問いの文に対する答えを見つけましょう。
③事実を実際にやってみて、たしかめてみましょう。
④理由を表す言い方に合った問いの文を作りましょう。
 ここまでは、説明文「大きな力を出す」で、以前に作ってた展開です。この説明文が2ページなら、次の「動いて、考えて、また動く」は6ページある説明文です。扱いがぐんと難しくなります。
 今日は学力研の総括会議で、その後の飲んで帰ってきたので、今日はここまで。
 夏休みも残り約20日間になってきて、少し焦ってきています。

(2013.8.10)

「動いて、考えて、また動く」は、陸上短距離指導者の高野進が書いたものです。一番言いたいことが最初と最後に書いてあるサンドイッチ型の説明文です。 問いの文や答えの文はありません。

【第2次第1時(3/9)】
①先生が読むので、読めない漢字にはふりがなを打っていきましょう。
②形式段落の番号をつけていきましょう。
③いろいろな方法で音読しましょう。
④この説明文をはじめ・中・終わりで分けてみましょう。
 この説明文は、見事に、はじめ・中・終わりで分けることができます。
【第2次第2時(4/9)】
①自分の速さで、全文を読みましょう。
②国語辞典を使って、意味の分からない言葉を調べて、ノートに書きましょう。
③はじめの段落で、一番重要な文はどの文かを考えましょう。
④終わりの段落で、一番重要な文はどの文かを考えましょう。
 はじめと終わりを学習して、次に中を学習していきます。
【第2次第3時(5/9)】
①中の2~7段落をスラスラ読めるよう音読練習しましょう。
②中の段落もはじめ・中・終わりに分けしましょう。
③中のはじめの2段落に何が書いてあるか要約しましょう。
④中の終わりの7段落に何が書いてあるか要約しましょう。
 中も、はじめ・中・終わりに分けることができます。よくできた構成です。
【第2次第4時(6/9)】
①中の中、3~6段落をスラスラ読めるよう音読練習しましょう。
②3~6段落を仲間分けしましょう。
③3~4段落に書かれていることを要約しましょう。
④5段落・6段落に書かれていることをそれぞれ要約しましょう。
 要約に挑戦させます。やってみると、結構むずかしいです。
【第2次第5時(7/9)】
①一文交代読みで、「動いて、考えて、また動く」を読んでいきましょう。
②筆者は、どんな「動く」をしましたか。説明文の中から見つけましょう。
③筆者は、どんな「考える」をしましたか。説明文の中から見つけましょう。
④この説明文で学んだことを書きましょう。
 筆者の「動く」はどんな行動を指しているのか、筆者の「考え」はどんな行動を指しているのか。「動く」も「考える」も、行動分析学は行動になります。死人のできないことは、全て行動という定義だからです。
 次時からは、作文の授業になります。

(2013.8.11)

「読んで、自分の考えをまとめよう」は全9時間で終了です。(指導書では10時間扱い。)最後の2時間は作文の授業になってます。

【第3次第1・2時(8・9/9)】
①「動いて、考えて、また動く」の説明文の構成で作文を書いてみましょう。
②一文目(話題)に対する自分の経験や考えを箇条書きしましょう。
③説明文やノートを見て、作文を書いていきましょう。
④書いた作文をみんなで読み合いましょう。

(2013.8.12)