かけ算の説明は、わずか5秒でできます。
『7日+7日をかけ算では7日×2と書きます。』
これだけです。
今日、3組で、かけ算の導入をしました。
石田一三氏の『九九指導の定石』(明治図書)のやり方で、七の段から教えていったのです。
石田先生の本では、七の段を教えるところの予定時間を15分間と書いてありました。私は11分でできました。これも、向山型算数を学んだおかげでしょう。「なぜ、7日+7日が7日×2なのか?」
なんてことは、説明する必要ありません。
「なんで、かけ算っていうのか。」これも説明の必要がありません。
(かけ算の「かける」は、橋をかけるの「かける」と同じです。)
『かけ算の勉強をします。』
というだけで、子ども達からは「やったぁ!」と声があがります。
それほど、「かけ算」の知名度、そして人気度は高いのです。
くどくどした説明をせずとも、子どもはすんなりと「かけ算」を受け入れるのです。
(1999.10.25)