電卓の不思議

 修学旅行寸前に、次の単元には入りたくないので、時間つぶしとして、今日は、電卓を使った授業をしてみました。
 子ども達には学校用の電卓を配るのですが、無造作に配ると、戻ってこない電卓があるかもしれません。
 そこで、電卓番号と子どもの出席番号を合わせて、配ることにしたのです。
(そのため、授業の出だしは、遅れてしまいます。)
 今回のネタ本は、野呂茂樹『先生はマジシャン②』(連合出版)です。
 以下のような電卓の不思議な計算を教えました。

1)1234567.9×(好きな数字1~9)×9
2)12345679×3
12345679×6
3)333667×(好きな数字1~9)×333
4)(好きな数字1~9)×3×37
5)142857×1
       ×2
       ×3
       ×4
       ×5
       ×6
6)18181818+13131313
7)[(年齢×2+18)×2-36]÷4
8)(同じ3けた数字を2つ並べた数)÷11÷13÷7
9)3けた数字×1001
10) 7 8 9  3けたしりとりで、4回たす。
  4   6  (例)147+789+963+321
  1 2 3

 実際に、電卓を使って、どんな答えが出るのか、やってみて下さい。
 ⑥は、13131313と打ち込んだ後、誰かに見せてから、「=」を押します。すると、答えが31313131となるので、1と3が一瞬で入れ替わったように見えるのです。
 ⑦は、[ ]の中を誰かに計算してもらい、その答えをこちらが4で割って、相手の年齢を当てるといいです。
 ⑩は、カレンダーの数字のしくみと同じことです。
「そんなの当たり前や。」と、子ども達は言っていました。 

(2000.10.27)