「今日、先生はある物をこの袋の中に入れています。」
と、言って、中にあるものを「20の扉」で当てさせました。
「それは、食べ物ですか。」
「はい。」
「くれるの?」
というつぶやきがあったので、
「20の質問で当てることができたら、みんなにあげます。でも当てられなかっ たら、職員室で先生方に配ります。」
買ってきた物は、岡山のきびだんごです。
40個入りで1000円。クラスのおみやげにぴったりの数が入ったお土産です。 ただ、たんにお土産です、といって渡しても、ありがたみが少ないです。
20の質問で、当たったらあげる、ということにした方が、勝ち取ってもらったという感じがします。
きびだんごがよかったのか、子どもの好き嫌いがないのか、このやり方がよかったのか、全員が1個ずつ、きびだんごを食べました。(15個目の質問で当たったのです。)
「次から買ってこれなくなるから秘密です。」と子ども達には、言いました。
(2003.10.14)