光村6年国語の教科書に、古瀬敏さんの「多くの人が使えるように」という資料(説明文)が載っています。物を作るときにユニバーサルデザインが大切であることを述べたものです。
今回は、接続詞を扱うことにしました。出てくる接続詞は以下の通りです。
①まず ②例えば ③次に ④それでは ⑤ですから ⑥例えば
とここで、接続詞を調べていたら、「まず」は、接続詞ではなく、副詞であることが分かりました。「例えば」も副詞です。
「次に」は接続詞。「それでは」も接続詞。「ですから」も接続詞。
今回は、接続詞ではなく、文の最初の言葉を置き換える形で学習してみます。
「まず」なら、「まず」はどんな働きをしているのか。「まず」に置き換えられる別の言葉は何か。などを検討していきます。
それから、「まず」から「例えば」さらに「次に」の連携を考えます。
まず、果物の名前を思いうかべてみましょう。例えば、りんごとか、みかんです。次に、それらの実のなり方をできるだけ思い出してください。
前述の説明文の文章の組み立て方を盗むわけです。
最初の行動を促し、例示を出し、さらに次の行動を促す。
これはいろんなところで使えそうな手順(組み立て方)です。
(2010.10.4)