修学旅行のバスレク

 今度の火曜・水曜と修学旅行です。現地につけば、スペイン村に行ったり、バーベキューを食べたり、夜の水族館に行ったり、真珠の貝剥き体験をしたり、宮崎浜の磯観察をしたりと、楽しくやっていけます。それほど、教師が指導することもありません。
 問題は、行き帰りのバスです。
 昨年度は、近鉄のあおぞら号でした。電車の座席で、子どもたちは向かい合って、トランプや将棋をしたり、お菓子を食べたり、おしゃべりをしたりで楽しんで行くことができました。
 今回のバスは、60人乗りで、児童が53人、付き添い教師が6人+カメラマンで、補助席も使って60人ぎっしり乗ります。途中で、気持ち悪くなったからと言って、空いている席に行って横になることもできません。
 それゆえ、バスの中をいかに楽しく盛り上げて、できるだけ酔わさないようにするかが、私に科せられた課題となります。
 バスの席は、私が一番前の補助席、その右横がカメラマン、その横が校長です。 他の先生は、バスのあちらこちらに分かれて座ってもらいました。子どもに何かあったとき、その場から対処してもらうためです。
 バスガイドもつかないので、バスレクをするのは、私1人となります。
 バスレクをするにあたっての原則は、大きく2つです。

1)全員を対象にする。(なぞなぞなら簡単なもの。)
2)テンポよく、いろんなことを次々とやっていく。

 補足すれば、今のバスはシートベルトをしないといけないので、立ったり座ったりしないでいいこと。下を向いて何かをすると酔いやすいので、紙に何かを書くようなことはしないこと。
 上記の原則と補足を考えて、できそうなバスレクのタイプは、
 ①なぞなぞ・クイズ系 ②歌系 ③手遊び・ゲーム系の3つになるでしょう。
 なお、クラス対抗にすると、盛り上がるかもしれません。

【①なぞなぞ・クイズ系】
1)小学2年生ぐらいの子が分かりそうななぞなぞを次々出していく。
2)都道府県クイズ(例:「えエe」で「三重」)
3)歴史人物クイズ(例:「呪術で邪馬台国の女王なり」「卑弥呼」)
4)数字の暗記(132→1326→13268→132685→…と続け言えなくなったら負け)
5)字謎(例:山が上下に2つ。「出」)
6)名前並べ替えゲーム(例:おがわりな→ながわりお)
7)20の扉(20個の質問で袋の中のものを当てる。)
8)もじもじ挿入(文字と文字の間に文字を入れ言葉をつくる。例:くき→くうき)
9)魚鳥木

【歌系】
10)イントロ当てクイズ(当てたあと、みんなで歌う。)
11)しりとり歌合戦(歌ってる途中でとめ、止めたときの文字で始まる歌を)
12)クラス対抗歌合戦(相手が歌っている間に、歌う歌を決める。)
13)こぶた・たぬき・きつね・ねこ(ブーブー・ぽんぽこポンに変えたりする)
14)ハンカチ歌ゲーム(ハンカチを結んで投げる、もらった人はハンカチをほどいて投げるをくり返し、歌が止まったら、そのハンカチのある横列で歌う。)

【手遊び・ゲーム系】
15)ハイで拍手
16)紙テープ送り(紙テープを送り、一周して輪になって結んだらゴール。)
17)風船セロテープはがし(一枚、一枚はがしていく。)
18)後出しジャンケン
19)おっとパン(パンのつくものを次々、食べられるものだけ手をたたく。)

 手遊び・ゲーム系をもう少し追加したいところです。
 今回、電車からバスになったことで、おやつはなしにしました。でも、移動中、飴ぐらい食べたいでしょうから、クイズやゲームの商品として、飴やラムネ菓子を用意しようと思ってます。
 バスの中で、CDはかけられるみたいなので、子どもたちがよく知っている歌をCDにして持って行くつもりです。

(2011.10.9)