バスは教室に似ている

 ふと思い出しました。修学旅行をバスで行ってよかったことがまだありました。
 私は、バスレクをするため、バスの一番前の補助席に座りました。
 出発してから最初は、すわることのなかった補助席でしたが。
 その場所には、立っても大丈夫なように、安全バーが出て来ます。その安全バーにもたれながら立ってバスレクをしたわけです。
 マイクで話せる場所は、ここだけです。
「さあ、いよいよ修学旅行の始まりです。今日は何時に起きましたか。」
 マイクを持って、全体に語りかけることができます。
「6時ぐらい?5時半ぐらい?5時ぐらい?4時半ぐらい?ちなみに先生は、2時に起きました。」
 この先頭の位置、子どもたちは全員が座ってる。これって教室に似てます。
 それゆえ、バスレクも授業のような形で行えるのです。
(ノートを持ってこさせたり、机間巡視はできませんが。)
 バスに乗っている間、全体に指示を出しておけることもできます。
「ホテルに着いたら、荷物を持って、1階の広間まで行きます。」
「明日の授業は、3時間目からです。」
 これは、電車ではやりにくいこと。バスゆえの利点ですね。

(2011.10.17)