スモールステップと確認

 2年生との国語授業では、スモールステップを意識しました。
 連れ読みのあと、全員立たせて、1人読み。(読み終わったら座る。)
 先生と交代読み。先生からで1回、子どもたちからで1回、計2回。
 となりの子同士での交代読みは、一番前の列の2人を立たせて、子どもから見て右側の子から交代で、3文ほど読ませました。
「右側の人から読みます。右側の人、手を挙げて。」
 手を挙げさせてやっと、右側がどちらかを理解してるかどうかが分かります。
 いつもなら、右側の人からの交代読みが終わったら、次は左側の人からの交代読みをさせます。でも、今回は初めてなので、右側の人からの交代読みができたら座るように指示しました。
 全ペアが座った段階で、
「次は、左の人から交代読みをします。左側の人、手を挙げて。起立。」
 5年の子どもたちにここまで丁寧にスモールステップでやったことがありません。でも、このスモールステップを抜かしていると、高学年でも分かってない状態の子がいそうな気がします。スモールステップと確認の2つをないがしろにすると、学級が崩れていくのでしょう。
 今回の授業は、普段の自分の授業を見直すきっかけになりました。

(2012.10.10)