一つの花・十年前と十年後

「一つの花」を飛ばし、飛ばし、連れ読みしました。全体の流れが確認できればいいと考えたからです。
「どこで2つに分けられますか。」
 挙手した子を当てると、十年前と十年後で分けました。
 そして、対比をしたのです。

十年前                  十年後
1)ゆみ子は小さい。             ゆみ子が大きい。
2)お父さんがいた。             お父さんがいない。
3)かみのけが長くない。           かみのけが長い。
4)かいものかごがない。           かいものかごがある。
5)食料が少ない。              食料が多い。
6)悲しい生活                楽しい生活
7)ゆみ子ないていた。            ゆみ子笑顔で買い物
8)たのしいときがない。           たのしいときがある。
9)ゆみ子がびんぼうくさい服を着ている。   ゆみ子はかわいい服をきている。
10)せんそう                 平和
11)言葉が分かっていない。          言葉が分かっている。
12)花がなかった。              花がある。
13)配給される食べ物しかない。        お肉やお魚もある。
14)コスモスが一つしかない。         コスモスがいっぱいある。
15)戦争があった。              戦争が終わった。

 1と2は例示で出させました。
「何番が一番重要な対比ですか。」と聞くと、
 5・10・12・15が選ばれました。
 理由が言える子に立って言わせたのですが、数人しか言わなかったので、
「あと2人言ったら、先生の考えを言おうと思ってたんだけど、なければ、これ で終わります。」
と言うと、女子が2人立って、理由を言いました。
 そこで、私が、
「先生は、2番です。十年後は、お父さんが忘れられています。」
 教科書の文を確認し、
「十年前は、コスモスの花が忘れられたように咲いていました。」
 戦争を知ってるか知ってないかで手を挙げさせると、半々でした。
「作者は、このお話を通して、戦争があったことを忘れないでほしいと思ってる のだと、先生は考えます。」
と話して、授業を終了しました。全2時間の授業でした。

(2013.10.3)