電車の窓から

 秋の遠足で、錦織公園に行ってきました。
 矢田駅から河内松原で乗り換えて、滝谷不動まで行きます。
 電車に乗っている時間は、約40分間です。
 電車のドアの側に立っていた子どもたちが、面白い遊びをしてました。
 窓から見える人を探すゲームです。
 お昼のせいか、そんなに人が歩いていません。そもそも、線路の通るところは人が少ないのです。
 そんな中から、人を見つけて、「見つけた」と喜ぶ遊びです。
 でも、これが結構、面白いのです。
「見つけた。自転車に乗ってた。」
「見つけた。水やってた。」
 シャベルカーで土を掘る工事で、水をまいてた人が見えました。
「なんで、水まいてたんかな。」
「掘った土ぼこりを水でおさえるためだよ。」
なんていう会話ができるのです。
 窓から見ていると、ほんといろんな人がいるんだなと思えます。
 人間観察にもなり、楽しく知的な遊びでした。

(2013.10.4)