次の算数から、2けたの数でわる計算で、商が2けたになります。
昨日の先生のための学校の学年別交流会で、商が2けたになるわり算から、急に子どもたちが混乱して、できない子が増えた、という話を聴きました。
とにかく、手順通りさせて、やり方をマスターさせていくしかありません。
368÷24ならば、次の手順が必要になってきます。
1)368の68をかくして商が立つかを考える。(片手かくしの術→できま手裏剣)
2)368の8をかくして商が立つか考える。(商は立つ)
3)36の中に24がいくつあるかは、6と4をかくして1を立てる。(両手かくし)
4)24×1の補助計算を筆算でする。
5)368の36の下に24を書き、ひき算する。(36-24=12)
6)12に368の8をおろして、128。
7)128の中に24がいくつあるかは、8と4をかくして6をたてる。
8)24×6の補助計算をして、144。
9)128から144は引けないので、商を5にする。(影武者の術)
10)24×5の補助計算をして、120。
11)128の下に120を書き、引いて8。
12)368÷24=15あまり8となります。
(2013.10.13)