2けたでわる計算で商が2けたある計算を教えると、困ったことがありました。 計算ドリルで、213÷36を解かすと、50あまり33としてしまうのです。
上記の問題では、商が一の位に立つのに、十の位に立つわり算をならったばかりなので、十の位に立てたわけです。
2の中に36はない、21の中に36はない、という確認ができてないのです。
さらに、あまりがあうのはおかしいのです。
十の位に5を立てれば、36×5で180。
21から180を引けないのに、あっさり、213から180を引いてしまうのです。
これは、私のやり方に問題もあります。
その日、学習したことが復習になるように、計ドの問題をあわせて宿題にすればよかったのです。
すでに習ったところであるし、商が1けたになる方が簡単だという思いこみがあったからです。
商が2けたになる計算でも、そこに商が立つかどうかを前で確認しながら、例題をやっています。しかし、その確認の仕方を子どもたちは真似できてない、ということです。
商をどこに立てるか、これがわり算の大きなポイントといえそうです。
(2013.10.17)