「ごんぎつね」は、全6場面です。
今回、それぞれの場面を連れ読みし、立って1回座って1回読ませ、そして、辞書引きをしてきました。
内容面では、「ごんはどんなきつねか。」を検討しただけです。
次の国語から、各場面を交代読みしてから、要約させていきます。
場面1)いたずらで兵十のうなぎを取ったごん
場面2)兵十へのいたずらを後悔したごん
場面3)兵十につぐないをするごん
場面4)ごんのつぐないについての兵十の話を聞くごん
場面5)つぐないを神様のせいと思われるごん
場面6)兵十にうたれたごん
それぞれの場面の要約させてあと、要約した内容を突っ込んでみます。
場面1なら、「ごんにとってはいたずらですが、兵十にとっては何ですか」というように。(兵十にとっては、どろぼうです。)
場面2のいたずらへの後悔も、ごんの勝手な推測です。実際に、兵十のお母がうなぎを食べたいと言いながら死んだとは限らないのです。
ごんからの視点と兵十からの視点のちがいが主題につながっていきます。
(2013.10.19)