はやしの例会で、対比のところを扱ってみました。
「秋祭り」と「そうしき」の対比は、スムーズに行ったのですが、「赤いひがん花」と「白い着物」では沈黙が訪れました。
教師で沈黙が起こるようなものは、子どもではどうしようもないでしょう。
「赤」と「白」なら対比できるのでは、ということになりました。
ともかく、赤で生が、白で死が連想できればいいのです。
さて、これ以外に、対比できそうな言葉はないのでしょうか。
究極的にいえば、主人公の「ごん」と対役の「兵十」を対比してもいいわけです。
ここで、ごんと兵十を対比しておけば、第3場面の気付きのところで、ごんと兵十を対比させて気付きを書く子が出てくるかもしれません。
何にしても、こんな比べ方があるよ、という形で、対比については、さらっと気楽に教えていきたい。
(2008.11.15)