第6場面の授業の次は、全文を通して扱う授業です。
「全体を表す一語は何か。」という問いをノートに書かせてから、全文音読に入りました。全体計画では、全文一人読みなのですが、いいかげんな読みをしている子がいるので、音読テストをかねて、全文を句点交代読みで読ませました。会話文は文がいくつあっても全部読む、という約束でスタートしました。
約20分かかりました。
全体を表す一語をとにかく全員に書かせて、発表。
・死(亡) 12人 ・つぐない 3人
・悲しみ 5人 ・どなる 1人
・くやしい 1人
どうもごんの死に影響されている子が多いようです。
この後、主題を書かせました。(一語について話し合っている時間がなかったのです。)
書かれた主題には、ついては学級通信を見ていただくとして、ほとんど死を否定的にとらえたものばかりでした。ごんぎつねのお話の死のみに焦点を当てたような主題でした。
明日の授業では、私の発問で真の主題に迫らせたいと考えています。(誘導?)
(2008.11.27)