帰りの車中で講座参加記録

 伴一孝ドリーム講座に参加しました。
 講座中にとったノートを見ないで学んだことを書いてみます。

① 教師の話を聞いてないのは当たり前。それを前提にして授業を組み立てる。例えば、発問したあと、聞いていた何人かに答えさせる。そのあとに、問いの答えをノートに書かせる。そうすることで発問を聞いてなかった子も何が問われたかを確認することができる。さらに、先行者が答えた意見をモデルとすることができる。
② ムードや印象で授業を進めない。具体例や数字を示していく。例えば、2020年のオリンピックが経済活性のテストチャンスといわれても、何のことか分からない。オリンピックを開催するためには、様々な施設を建設しなくてはいけない。そのためには、優秀な技術者が必要。その優秀な技術者は、今、東北で働いている。日当3万円である。東京だと1万8千円ぐらい。オリンピックでは1万5千円。しかも優秀な技術者は高齢。60才以上になると、2m以上の場所で仕事ができない。法律を変えるところから必要になってくる。
③ 教科書を両手で持つて音読させる。そうすることで、声が張って聞こえる。さらに、脳のこめかみに刺激がいき、頭がよくなる。その表の意味以外に両手をふさぐことで手遊びをさせないですむ。体育で三角座りをさせ、足を両腕で抱え込ませることで、やはり土いじりをさせないでいることになる。指導には、表の意味・裏の意味があり、どちらもできない子を伸ばすためにある。
④ そのことができなくても誰も困らない。教師は自分の思い通りにならないからイライラするだけであって、子どもはそんなものだと思っていれば、イライラもしない。
⑤ 医師と教師は違う。医師なら正しい処方を正確な技術で患者に提供すればいい。一方、教師は子ども相手であり、その子の感情がどうかで、教師指導が通るかどうかが左右されていく。それゆえ、教師は子どもに好かれなくてはいけない。         

 上記までが、舞子の駅から大阪の駅までの車中で、iPadのワードアプリで書いたものです。mazecのキーボードで、最初は、スタイラスペンで書いていました。でも、スタイラスペンがiPadに当たるカリカリした音が周りの乗客の耳障りになると思ったので、指書きに変えました。それでも、快適に書き続けることができました。
 鉛筆やボールペンを持って書くのは、筆圧もかかるし、何より、まともな字を書くことにも神経がいくので、いいかげんな書き方でいいのは快適なのです。

(2014.11.16)