授業には、型がある

 授業には、型があることを伴先生に教えてもらいました。
 例えば、詩なら、次の流れとなります。

1)自分で1回読んだらすわりなさい。
2)題名は何ですか。
3)作者は誰ですか。
4)詩のひとかたまりを連といいます。何連の詩ですか。
5)一連目を読みます。

 詩を扱うならば、上記の流れが基本となるわけです。
 一連目を読ませた後、一つだけ問い、次に二連目を読ませます。そうすることで、一連目の問いを意識しながら二連目を読むことになります。これが、巻き込みなのです。
 社会ならば、次の流れです。

1)教科書□ページ。上に資料があります。
2)表題は何ですか。
3)年度はいつですか。
4)出典はどこですか。
5)一番大きい□に指をおきなさい。

 5は資料によって問いが変わってきます。まずは指をおかせることが基本で、最初から鉛筆で書かせてまちがえさせないことが大事なのです。
 算数ならば、教科書の問題を教師が読みながら、全員が揃うための時間調整をします。型が決まっているから、授業が安定するのです。

(2013.11.2)