算数で、帯分数を仮分数にするやり方を教えました。
最初に教えたのが、右のやり方です。
1を同じ分母の分数に直させてからたし算させるのがポイントです。このやり方なら、3年までの分数の学習でできます。
教科書は、いきなり4×1+3=7で、分子の数を求めるやり方をやっています。
テープ図を使えば、なんとなく分かりますが、算数の苦手な子には、ステップが大きいやり方です。
最終的には、左のやり方も教えました。
言い方は、「1と4分の3は、4×1+3=7、答え4分の7。」です。この言い方を何度も言わせました。
練習問題を解く時は、どちらのやり方でやってもいいことにしています。
2と7分の3みたいな問題であれば、最初のやり方だと、1+1+3/7という形に直してから、7/7+7/7+3/7となり、かえってややこしいかもしれません。ただ、2を14/7とするのも、難しいでしょう。
最初のやり方で理屈を伝え、次のやり方で簡単な解き方を教えたわけです。
(2013.11.27)