
くり上がりのない帯分数のたし算、くり下がりのない分数のひき算は、言い方さえ教えれば、簡単にできます。
「2と5分の1たす1と5分の3は、整数のたし算、2たす1 は3。分数のたし算、5分の1たす5分の3は、5分の4。 答え、3と5分の4です。」
「整数のたし算」「分数のたし算」と言わせることがポイントです。
「2と5分の4ひく1と5分の1は、整数のひき算、2ひく1 は1。分数のひき算、5分の4ひく5分の1は、5分の3。答え、1と5分の3です。」

難しいのは、くり上がりのある帯分数と、くり下がりのある帯分数です。
教科書ではどうしてそうなるかを考えさせるだけで、この手の問題の練習問題が載っていません。授業では何人か説明させ、誰の説明が分かりやすいかを手を挙げさせたぐらいです。
(2013.12.9)