次の2文を板書し、ノートに写させました。
A りんごはあって、みかんはない。
B りんごはあっても、みかんはない。
原実践は、向山先生です。授業展開は載っていません。
善能寺正美氏が、向山先生の授業展開を推測して、追試されています。
今日、次の発問で、一部追試をしました。
「AとBのちがいを見つけます。1つでも書けたら持ってらっしゃい。」
子どものノートを見ると、「も」のあるなしを書いてる子がほとんどです。それはその通りなので、「そう合ってる。これでいいんだ。」とほめました。
数人発表させましたが、本質的な所まではいけません。
そこで、善能寺氏がやっていた同じパターンの用例を作らせました。
A はあって、 はない。
B はあっても、 はない。
「A グローブはあって、バットはない。
B グローブはあっても、バットはない。」
というようにです。最終的には、後者の□を強調する「も」であることを教えました。ほんとにあってほしいのは、後者の□なのです。
(2012.12.13)