あれは春の時代

「島」の詩が載ってる高崎乃理子の詩集『時の声が聞こえてくる』(てらいんく2010.3)を手に入れました。
「島」に関係するような詩が載ってないか探し、1つ見つけました。

 不思議なのは、2行目の「思っていた あの頃」の一字明けです。
 七連にも、同じ文があります。でも「思っていたあの頃」と、今度は一字明けがありません。
 高崎さんは、一字明けにこだわりをこめているのかもしれません。
 この詩集の著者略歴を見ると、「徳島に生まれる」と書いてあります。
 徳島の離れ小島で生活していたかもしれません。
 あるいは、全ては創作なのかもしれません。

(2012.12.19)