日記指導の極意

 淡路島での伴先生の講座に参加してきました。
 その中で、伴先生の日記指導のお話がありました。

①1学期、日記を宿題にするが、出さない子には何も言わない。
②2学期、日記を出さない子は、給食時間にスピーチをしなければいけない。
③そのスピーチで、伴先生を笑わせなければならない。
④それが無理な場合は、面白い顔・変な顔をしなければならない。
(このためか、女の子は、日記を絶対に忘れてきたことがないそうだ。)
⑤日記は、大学ノートに書かせている。
⑥日記を毎日書かせることで、書くことの耐性をつけていく。
⑦ある時、質的に変化する子が出てくる。その日記を全員の前で紹介する。
(蓄積すれば、変わる。そして、モデリングさせる。)
⑧モデリングさせることで、全体の質が飛躍的に向上していく。

 私も、毎日、日記を書かせています。
 でも、伴先生の学級のような質的に高いものへと変えられていません。それは、モデリングさせてないことが原因です。
 ②~④までの日記を出してない子への手だてが、面白いです。やってない子を怒るのではなく、教室の中にいい循環を作っていってるわけです。

(2010.12.19)