6年理科「ものが燃えるとき」第6時「実験 増えた二酸化炭素で石灰水が白くにごる 紙・木・綿・鉄」の授業を紹介します。
《授業の流れ:概略編》
① 気体検知管の代わりに石灰水を使っても、二酸化炭素が増えたかどうかを調べられることを教える。
② ろうそくの火を燃やすと、石灰水が白くにごることを演示実験する。
③ 紙(段ボール)・木(わりばし)・綿(脱脂綿)・鉄(スチールウール)を燃やして、石灰水がどうなるかを実験させる。1人1つの実験を選ばせる。
④ 実験後、気付いたことや結果を発表させる。
⑤ 紙・木・綿が燃えると二酸化炭素を出すが、鉄が燃えても二酸化炭素を出さないことを教える。
⑥ 今日学んだことを書かせる。
ここでやった実験を次々回、酸素中でもやらせる。今回の実験が、次々回の実験の伏線となっているのです。
子どもたちは、マッチ1本で、それぞれの物に火をつけるのに苦労します。自分のマッチでつけられなかった場合、私がチャッカマンで火をつけてあげます。 うまく火をつけられなかったことも、学びの経験になるのです。
(2006.5.29)