6年理科「ものが燃えるとき」第7時「実験 酸素中でものを燃やしたとき ろうそく・せんこう」の授業を紹介します。
《授業の流れ:概略編》
① 酸素中での実験方法を追い読みする。
② 二酸化炭素中で、ろうそくの火がどうなるか予想させ、演示実験する。
③ 窒素中で、ろうそくの火がどうなるか予想させ、演示実験する。
④ 酸素中で、ろうそくの火がどうなるか予想させ、実験させる。
⑤ 酸素中で、せんこうの火がどうなるか実験させる。
⑥ 気付いたことを発表させる。
⑦ 次回は、紙・木・綿・鉄を酸素中で燃やすことを予告する。
二酸化炭素・窒素・酸素という順にするのがポイントです。
二酸化炭素は空気よりも重いので、集気瓶に直接入れればいいことを告げ、演示実験します。一方、窒素は空気より軽いので水の中でしか集められないことを告げ、水上置換を演示実験します。
そして、空気より軽い酸素を子どもたちに水上置換で集めさせて、実験させるのです。
演示実験も見せ方によって、科学的な匂いを醸し出すことができるのです。
(2006.5.30)