村野聡氏の「「一字題一行詩」の授業(向山洋一実践の構想追試)」を追試しました。http://homepage1.nifty.com/s-murano/1jidai.htm
授業の中で作った子ども達の作品をいくつか紹介します。
一行詩だけ示しますので、題名を当ててみてください。
①空からふる白い雨
②もう一人の自分が見える
③二つあったら二重人格
④完ぺきのそっくりさん
⑤なんでも言い合える
⑥木からのおくりもの
⑦さむくてふとんから出られない
⑧世界中とつながっている
⑨大切な私の仲間!!
⑩自然が作った七色の橋
子ども達には、題名を当てさせ、3作選ばせようと思っています。
(2003.3.4)
一字題一行詩を教えました。森下人志氏の実践の追試です。
「寒さで起きれば銀世界」
ノートに視写させた後、題の一字を予想させました。正解は「雪」です。
この後、次々に一行詩を視写させ、一字題を予想させていきました。
「季節によって表情を変える」(山)
「いつものんきに遊んでる」(虫)
「自然のめぐみ地球の命」(水)
「天から射こまれた矢」(麦)…麦の穂がなっている様子を想像してください。
この後、いきなり一字題一行詩を作らせました。
時間があと5,6分しかなかったからなのですが、ステップとしては、同じ題で全員に、その題にあった一行詩を書かせるべきでした。元実践では「春」という共通の題で書かせています。
今の段階で、子どもたちが書いた一字一行詩を紹介します。
「虹」七色の美しい光
「牛」命をもらったでっかい物
「草」いつまでも生きようとする
「子」いつもわいわい遊んでる
「冬」雪だるまを作って楽しいよ
「草」人の命をすくうアロエ
「心」いつまでもきれいであってほしい
「来」しょう来何しよー。
「座」生まれた星
「地」ゆれがおきるぞ ひなんせよ
「人」村には家がある
「神」天からおちてきた星くず
「命」おじいちゃん・おばあちゃんからもらってきた
「葉」自然によって色が変わる
「朝」スッキリした空気
「氷」最後はとける。
「花」かぜがふいたらゆらゆらゆれる
「死」死をまつまで、だれかがちかづければのろわれる。
「鳥」空をいつもとんでいる。
「星」空に住むヒトデ
「雨」人は困る 植物喜ぶ
あまり詩的ではありません。まずは、比喩を教える必要がありそうです。
ポエムを理解させるのは、難しいかもしれませんが。
(2008.12.16)