2つの発問の月別要求

「4月の授業と11月の授業では違わないといけない」というようなことを久保先生は言われました。
 教師の教えによって、子どもの学習能力や学習規律がついてくれば、4月より11月の方がより高度な授業ができるということになります。
 これをマルチ発問とセレクト発問にも適用してみます。

【マルチ発問】
・4月…とりあえず答えが書ける。
・7月…いくつもいくつも答えが書ける。
・11月…友だちの考えないような答えを思いついて書ける。
・3月…自分の考えた答えを分析できる。
 前期は数を要求。後期は質を要求。
【セレクト発問】
・4月…理由がたまに書ける。
・7月…それなりの理由が書ける。
・11月…説得力のある理由が書ける。
・3月…反対意見も盛り込みながら理由がいくつも書ける。
 前期は数を要求。後期はパンチ力を要求。

(2006.11.30)