多々益々弁ず

 学力研の冬の学習会で、野口芳宏先生の講演会がありました。ノートのメモを見ないで、学んだことを書いてみます。

①授業の目的は、学力形成。多々益々弁ず。多く教えるほどいい。
②知識・理解が豊富で、関心・意欲・態度が少しの方がいい。
③選ぶから隣の人の意見が気になる。
④できることより変わることが大事。謙虚に学ぶことが大事。
⑤攻めの技術は、教師の指導計画。受けの技術は、目の前の子どもへの対応。
⑥賢人から学ぶ愚者は少なく、愚者から学ぶ賢人は多い。
⑦反論は、相手の矛盾・飛躍・問題点をつくこと。

「多く教えるほどいい」という指摘は、当然といえば当然だけど、なるほどその通りです。「大きなかぶ」と板書するより、「大きな蕪」と書く教師の方が、すぐれた教師といえるわけです。
 多く教えて何も学ばせられない場合もあるので、多く学ばせることが大事ということでしょうね。
 明日は、ノートを見ながら、もう少し深く書いてみます。

(2006.12.23)